―「がまんだ。この世は思い通りにならないことばかりだ。だから、がまんするのだ。そうしていれば、いつか道はひらける。」―。
徳川家康は、竹千代とよばれた少年のころから、その信念をつらぬいてきた。
幼いころに、母と生き別れ、人質として苦労した家康が、がまんにがまんを重ねて、戦国の名将となり、すぐれた政治家となった。
戦乱の世の後、260年続いた太平の時代、江戸時代のいしずえをきずいた家康の生涯とは!?
「日本の歴史」の中でも、すべての世代の人にいちばん人気があるのはなんといっても、「戦国時代」。その「戦国時代」を代表する、最強の武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人の物語を一人1冊で刊行するシリーズの最後の作品です。 たくさんの資料・文献の読み込みを大得意とする著者が、それらをもとに独自の視点でギリギリまで人間像にせまり、有名なエピソードや場面も「こういうことだったのか!!」という驚きとワクワク感を持って読める「エンタメ」作品に仕上げます!
イラストは「週刊少年マガジン」の人気まんが家棚橋なもしろ氏。「熱く」て「カッコいい」ヒーローを描いていただいております。こちらもご期待ください!
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