冒険といたずらの天才がまきおこす大騒動
「大統領なんかになるよか、山賊のほうがよっぽどましだ。」少年少女の永遠のヒーロー、ここに誕生!
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク
アメリカ国民文学の父といわれる、マーク=トウェーンの「トム=ソーヤーの冒険」は、1876年に出版されました。世界の児童文学のなかでも、ゆびおりの名作といわれております。作者の経験と実在した人物をモデルに、ふるさとのミシシッピ川ぞいのハンニバルの町を舞台に書かれました。この物語は、いい子になれという教訓話ではありません。主人公のトムに代表させて、ありのままの真実の子どもがえがかれています。この作品が、世界じゅうの子どもの心をとらえつづけるのは、冒険とおもしろいことに出会えるからです。子どもたちは、このトムが大好きです。すべての人々の心の中に、トムはいつまでも生きつづけているのです。
世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。
<目次より>
1.トムの戦場
トムとおばさん/なぐりあい/ゆかいなへいぬり/たたかいと、パンジー/日曜学校/「かみつき虫」さわぎ/にせ病気/宿なしのハック/遅刻とベッキー/婚約とけんか/山賊ごっこ
2.おそろしい秘密
真夜中の墓地/誓い/ポッターつかまる/ねこと薬
(以下略)
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