ピアノをきかせて
ピアノヲキカセテ
- 電子あり

内容紹介
第59回日本児童文学者協会新人賞受賞!
2015年度講談社児童文学新人賞で佳作に入選し、デビューした著者の受賞後第1作。
小学5年生の響音は、中1の姉・千弦の弾くピアノの音色が、楽しく聞こえなくなってしまったことが、気がかりでならない。ピアノコンクールでもよい成績を上げることができず、そのことが原因で、家族4人の関係もぎこちなくなっていく。
そのころ、響音は「ふるさと文化祭」にオリジナル音楽劇で参加することに。練習の過程で響音は、「この音楽劇を見てほしい。ピアノの楽しさを忘れかけている姉の心に、この作品をとどけたい」と強く思うようになり、そして……。
『ピアノをきかせて』は、音楽のすばらしさ、家族のきずなや友情のたいせつさが伝わってくる作品。小学上級以上の子どもたちにぜひ読んでほしい。
目次
- 雪の音楽と焼きいも
- 卒業式
- 燈台と騎士
- 長い一日
- 騎士からの招待
- アポロ・クラシック・ピアノコンクール
- ユリとバラ
- 千弦の迷宮
- ジグソーパズル
- ドライブと衣装とお裁縫
- お母さん
- 迷宮にさす光
- フルーツポンチの恋
- スパンコールをつなぐ糸
- 想いをのせて
- 再生の音色
- 空はかがやく
製品情報
製品名 | ピアノをきかせて |
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著者名 | 著:小俣 麦穂 |
発売日 | 2018年01月11日 |
価格 | 定価 : 本体1,400円(税別) |
ISBN | 978-4-06-283248-9 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 226ページ |
シリーズ | 文学の扉 |