蘇我氏と物部氏の壮絶な権力争いのなか、穴穂部王子がたどった数奇な運命
仏の慈悲を断たれた男たちの凄まじい権力抗争を鮮やかにあぶりだす――。いま最も注目する歴史小説作家による古代史小説の傑作だ!!――文芸評論家・縄田一男氏
585年、飛鳥の都――。
時の大王の崩御に伴い、皇位継承争いに名乗りを上げた穴穂部王子だったが、豪族・蘇我馬子と物部守屋の権力抗争が激しさを増す中で、その運命はやがて思いもよらない方向をたどっていく……。『日本書紀』に描かれた史実を大胆に新解釈!本格歴史ロマンの新境地誕生!
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