もの悲しくもユーモアあふれる日本最古のファンタジー
さようなら!わたし月に帰っちゃうから。
辞書なしで、古典の名作がラクラク読める!
『竹取物語』は、
日本人ならだれでもが懐しい、かぐや姫と5人の求婚者の物語である。月の世界からきた愛らしい姫と、その姫をとりまく人間模様が、時にユーモラスに、時にもの悲しく美しく描かれて、日本でもっとも古い物語文学といわれている。
『伊勢物語』は、
「むかし、男」ではじまる、和歌を中心に話が展開する“歌物語”の代表的な作品。在原業平を思わせる色好みの男の一代記のような形で、恋や愛や美へのこだわりが、名歌でつづられていく。日本の物語文学の原点ともいえる1冊。
名作古典文学を21世紀の少年少女たちに!読みやすいふりがな、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う少年少女の理解を助ける古典文学全集の決定版です。
<目次より>
竹取物語
1.かぐや姫の生いたち
2.かぐや姫への求婚
3.5つの難題・仏の石の鉢
4.蓬莱の珠の枝
5.火鼠の皮衣
6.龍の首の珠
7.つばめの子安貝
8.帝とかぐや姫
9.天の羽衣
10.富士の煙
伊勢物語
伊勢物語・原文の歌
(以下略)
監修
司馬遼太郎/田辺聖子/井上ひさし
編集委員
興津要/小林保治/津本信博
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