かくも速く権力の階段を昇る男の「強さ」と「危うさ」。
従来のイメージを完璧に覆す衝撃の実像。緊急出版!
●徹底してやってやろうと思った。指をくわえていれば、こっちが殺されるから、そうならないように意図的に何事も強く出たんだ●拉致が入っていないことが事前に知られるとおかしくなるから僕に一切レクをしなかったということだ●先のテポドンでイエローカードが出ているから拉致と今回で3枚目のイエローカードだ。これでレッドカードということだな●モチ代、氷代は俺が配る権限を握っている。幹事長の専権事項だ。だからどんな偉い人だろうが他の人に相談する必要はない●「中国は裸の王様だ」と言わないといけない。米国は日本がついてくるのかを見ていたんだ●私は乱心などしていない。最後の1秒まで7章盛り込みで努力してもらいたい
「はっきり言って、安倍さんのやっていることは、政治家として当たり前のことや。でも、人の命の重さを知り政治家としてこれだけは、と国民のため親身になって国の威信を懸けながら問題解決に取り組む当たり前のことを他の連中はやっていないんや。他の連中がおかしいんや。当たり前のことを当たり前のこととして誠実にやっているから、安倍さんは信頼できるんや」――「家族会」有本明弘
安倍人気の正体は「信頼感」に大きく支えられていることが、この言葉からも分かる。信頼感と人気――政治家なら誰もが欲しがる、そして求める“勲章”を「拉致の安倍」は自然体で得たことで存在感をあっという間に高め頂点を極めていく。が、総理の座に就いたからといって、その「ブランド」が変わらずプラス作用するか、といえば、必ずしもそうとも言えない厳しい現実がある――。
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