内容紹介
+ もっとみる
目次
- はじめに――坂本龍馬の正体を求めて
- 序章 七変化する龍馬の虚構
- すべてはこの一冊、『汗血千里駒』から始まった
- 陸奥宗光はなぜ、龍馬を三国志の魯粛にたとえたか
- 龍馬が日露戦争を勝たせた?!
- 土佐閥の思惑とお龍
- お龍を葬った妹の仰天真実
- 平和主義者の「顔」
- 大正デモクラシーが創りあげた平和革命論者・龍馬像
- なぜ、龍馬は七変化したのか
- 第一章 龍馬の出自
- 坂本家の始祖は、武内宿禰
- 龍馬の先祖は明智氏ではない
- 農民から土佐の郷士へ
- 特権商人を駆逐し、「坂本」家は誕生した
- 第二章 龍馬が修めたもの
- 不思議な『福岡家御用日記』
- 誰も見たことのない日記
- ナポレオン一世を龍馬に教えた師
- 象山、龍馬がナポレオンに求めたもの
- 窃盗事件が語った龍馬とのアリバイ
- 土佐勤王党の結成理由
- 龍馬初恋の女は才色兼備だった
- 長州藩への使いが「坂龍飛騰」 !?
- 安政五年の龍馬のレベル
- 第三章 龍馬が目指した海軍
- 海舟と龍馬の本当の出会い
- 龍馬はなぜ、海舟の弟子となったのか
- 神戸海軍操練所での龍馬の役割
- 「人斬り以蔵」の家は裕福、彼は砲術をも学んでいた
- 龍馬の来福で出会った後継者とは
- 越前福井藩の「挙藩上洛計画」
- 海軍元帥・伊東祐亨の思い出
- 中岡慎太郎の脱藩
- 第四章 龍馬の栄光と挫折
- 龍馬、西郷と会う
- 小松帯刀の存在と蝦夷地開発計画
- 龍馬が持ち出した海舟の五十両
- 薩長同盟の犠牲者・近藤長次郎
- 「薩長同盟」と「大政奉還論」
- テロリストと思われていた龍馬
- 後藤象二郎はなぜ龍馬を救けたのか
- 呉越同舟で誕生した土佐海援隊
- 龍馬の切り札は「万国公法」
- 終章 龍馬暗殺の真相
- 龍馬の示した新国家基本構想
- 薩土盟約に仕掛けたワナ
- 田中光顕が回顧した龍馬暗殺
- 不可解な土佐閥の反応
- 龍馬暗殺は薩摩藩か
- 暗殺指令者は後藤象二郎
- 自らの足跡を消すように――
製品情報
製品名 | 坂本龍馬の正体 |
---|---|
著者名 | 著:加来 耕三 |
発売日 | 2017年09月21日 |
価格 | 定価:1,045円(本体950円) |
ISBN | 978-4-06-281729-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 416ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |