内容紹介
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目次
- プロローグ
- 第一章 念達――不滅のメッセージ
- 保身とサバイバルを履き違えるな/言われたら終わり、言ったら命取り/良識の罠に気をつけろ!
- 第二章 顛末――映画『仁義なき戦い』五部作 物語構造と展開
- 第三章 列伝――登場人物の人物評とサバイバルチェック
- 坂井鉄也 孤高なるトップという重圧/広能昌三 徹底できなかった詰めの甘さ/武田明 時代を読む戦略の真価/大久保憲一 策士の長老が策に溺れるとき/岩井信一 イケイケ部長のグローバルスタンダードの限界/相原重雄 全国チェーン店本社重役の思惑/松永弘 実務派としての進退/打本昇 逃げきれなかった「ノーリスク」主義/槇原政吉 痛々しい末路の教訓/大友勝利 超攻撃的プレゼン効果の行方/早川英男 その資質と実力がゆえの苦肉/江田省一 C調社員のモチベーション/山守義雄 そのマキャベリズムの正体とは
- 第四章 実践――「仁義なき」ビジネス現場の処世術
- あなたに潜む山守度チェック/状況別対処法 社内の山守を駆逐する/相対的『仁義』登場人物の能力と組織でのスタンス/組織依存度から導き出す破滅の構図/交友関係からの能力考察
- 第五章 語録――愛と勇気の「仁義」語録から学ぶ
- 「牛の糞にも段々があるんで。おどれとわしは五寸か」「ええとこづきするようなもん、わしゃ好かんで」「ええもん貰うたのう。こりゃスイス製の何十万もするもんで」「おんどれらも吐いた唾、呑まんとけよ」「喧嘩相手に金貸す馬鹿が何処におる。この呆け」「借りは貸しを生むためのもんじゃ」「こんなも、ここらで男にならんと、もう舞台は回ってこんど」「知らん仏より、知っとる鬼のほうがマシじゃけんのう」「狙われるモンより狙うモンのほうが強いんじゃ」
- 言われたら終わり 山守金言集「そがな昔のこと、誰が知るかい」「銭を返しゃあ、義理が返せると思うとるんかの」「ここの払いな、そん中から払っといてくれ」「ま、お前等で仲良う、ええ話にしてくれや」「銭になりもせんことしやがって」
- 言ったら命取り 打本失言集「そこらのボンクラのやることまで責任取れやせんよ」「わしが出世しそこのうたら、お前が責任とれよ」「おどれみたいな腹の黒いヤツと呑めるか!」
- エピローグ 『仁義なき戦い』演義から福音へ
- 「間尺に合わん仕事したのう」
製品情報
製品名 | 「仁義なき戦い」 悪の金言 |
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著者名 | 編:平成仁義ビジネス研究所 |
発売日 | 2011年11月22日 |
価格 | 定価:796円(本体724円) |
ISBN | 978-4-06-281452-2 |
判型 | A6変型 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |
初出 | 2004年12月に徳間書店から刊行された「訓録「仁義なき戦い」」を改題の上、大幅に加筆、再編集し、文庫化したもの。 |