内容紹介
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目次
- プロローグ 裁判員法は廃止せよ
- 第一章 裁判員法への猛反発
- 人気テレビ番組で総スカン
- 七割が「やりたくない」
- ラッキョウか裁判か
- 誘導しても過半数が「NO!」
- 「裁判員制度反対」の大津波
- 辞退禁止がつまずきの石に
- 知れば知るほど拒否が増え
- 第二章 憲法違反の司法改悪だ
- 拙速な採決は弊害
- 廃案を要求する
- 半強制動員は暴挙
- 政府案は修正されるべき
- 憲法論を含む慎重な検討が必要
- 裁判員制度は「違憲のデパート」
- 官僚統制の劇的強化
- 義務とお飾りと人権侵害と
- 七対六
- 第三章 納得できる説明がない
- 模擬裁判をやってみたら
- 避けがたい玄人と素人の関係
- 量刑の判断ができない
- もう絶対にやりたくない
- 法曹三者の要人は何と答えたか
- 「やさしいですよ」と難しく言う
- 「市民の権利」を言い募る非市民
- 不人気覚悟でいこう
- この際「耐震偽装」も
- 第四章 陪審制とはまるきり違う
- 被告人のための制度ではない
- わが陪審法の精神
- もともと陪審反対の最高裁
- 陪審制推進論者の変節
- 日弁連映画『裁判員』のまやかし
- 処罰されるのがいやなら処罰しろ
- 陪審なら良いか
- O・J・シンプソンの裁判
- マイケル・ジャクソンの裁判
- アメリカの陪審は教える
- 第五章 また赤紙で召集される
- 義務また義務
- 私の視点、感覚、言葉で断る
- メディアの責任
- 質問という名の思想調査
- 守秘、守秘、守秘
- 処罰そして処罰
- 第六章 人権と民主主義が崩壊する
- わたくし事はもう止さう
- 法律家の意識を変えよ
- 弁護士が「公」を考え始めるとき
- 裁判員制度の源流
- クォ・ヴァディス そしてあなたは
- 第七章 裁判員制度廃止の先に
- 制度は断末魔の姿をさらす
- 迷走と混乱の裁判所風景
- 裁判員制度廃止の運動が進む
- 人を裁くことを強要する社会
- 廃止や延期の大義は
製品情報
製品名 | 裁判員制度はいらない |
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著者名 | 著:高山 俊吉 |
発売日 | 2009年02月21日 |
価格 | 定価:817円(本体743円) |
ISBN | 978-4-06-281264-1 |
判型 | A6変型 |
ページ数 | 304ページ |
シリーズ | 講談社+α文庫 |
初出 | 2006年9月、講談社より刊行された「裁判員制度はいらない」を加筆・再修正した。 |