内容紹介
藩を二分する暗闘に巻き込まれ、斬殺された妻の志保が最後に残した言葉「え……ど」に導かれ、弓削玄之助は江戸をめざした。瓦版屋に身を寄せて事件の原稿を書きながら、妻の死の真相を探る玄之助のもとに、国元から次々と謎の刺客が送り込まれる。秘剣「鍔落(つばおと)し」が冴え渡り、命がけの戦いの果て、玄之助が掴んだ真実とは。
この男、剣も強いが筆も立つ
瓦版屋の原稿書きで用心棒、弓削玄之助(ゆげげんのすけ)が謎の刺客も江戸の事件も斬りまくる!
藩を二分する暗闘に巻き込まれ、斬殺された妻の志保が最後に残した言葉「え……ど」に導かれ、弓削玄之助は江戸をめざした。瓦版屋に身を寄せて事件の原稿を書きながら、妻の死の真相を探る玄之助のもとに、国元から次々と謎の刺客が送り込まれる。秘剣「鍔落(つばおと)し」が冴え渡り、命がけの戦いの果て、玄之助が掴んだ真実とは。
目次
- 第一話 鍔落し
- 第二話 女郎の初恋
- 第三話 命は七日まで
- 第四話 冷たい炬燵
- 第五話 河童のいいぶん
- 第六話 浮世絵異人
- 第七話 遺言
製品情報
製品名 | 剣客瓦版つれづれ日誌 |
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著者名 | 著:池永 陽 |
発売日 | 2014年01月15日 |
価格 | 定価 : 本体950円(税別) |
ISBN | 978-4-06-277720-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 464ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2010年10月に小社より刊行されたもの。 |