内容紹介
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目次
- 第一部 戦国を生きた男と女
- 知られざる勇将・松野主馬
- 細川ガラシャを見捨てた家臣
- 八丈流人・宇喜多秀家の現地妻
- 沢橋兵太夫は何処へ
- 第二部 かくて江戸は過ぎゆく
- 徳川家康に狙われた姫君
- 保科正之の母の面影
- ふたたびの保科正之――殉死を禁じた背景
- 空に挑んだカラクリ師たち
- 望月鴻助の奔走
- 松平容保の妻はなぜ嘆いたか
- 第三部 幕末の波乱の陰に
- 薩摩藩士・海江田信義の仮病
- 新選組・松山幾之介の行方
- 池田屋事変余波
- 『五左衛門坂の敵討』余話
- 再説・甘利源司の潜入
- 最後の将軍・徳川慶喜の出処進退
- 第四部 秘められた戊辰戦争
- 上総義軍と怨霊騒動
- 証言から見た近藤勇の就縛前後
- 名槍流転――宗近の大槍先について
- 白虎隊を襲った盗賊
- 戊辰寒河江戦争――東軍の死者について
- 凌霜隊の脱落者
- 桑名藩家老・酒井孫八郎のストレス
- 軍艦「甲鉄」とふたりの義勇
- 幕末無名戦士たちの肖像
- 奇兵隊は近代軍隊の原点か
- 第五部 明治の伝説
- 会津藩士と「緋色」の記憶
- 西南戦争と名刀伝説
- 海軍の「単縦陣戦法」由来
- 最後の将軍の婿殿、神隠しに遭う
- 軍神・杉野兵曹長は戦死したか
- 第六部 明治を駆けぬけた女たち
- 悲しき毒婦・高橋お伝
- 女優第一号は芸者出身・川上貞奴
- 明治と夫に殉じた大将夫人・乃木静子
- あとがき
製品情報
製品名 | 義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた |
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著者名 | 著:中村 彰彦 |
発売日 | 2012年12月14日 |
価格 | 定価:796円(本体724円) |
ISBN | 978-4-06-277439-0 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1999年1月に角川書店より刊行された「還らざる者たち 余滴の日本史」および1984年10月にダイナミックセラーズ出版より刊行された「明治を駆けぬけた女たち」にそれぞれ収録された著者の歴史エッセイより抜粋、再編集したもの。なお文庫化に際し、「義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた」に改題した。 |