内容紹介
栗橋北中三年A組の有志が卒業式の日に埋めた銀色のタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中に入れられた。十年後、メンバーたちに「選ばれ死君たち」宛の不気味な案内状が謎の郵便屋から届けられる。卒業式に出られなかった彩香は当時のメンバーと会うが、「ホール」という言葉を聞いたとたん、なぜか誰もが口を閉ざしてしまう。そして開封の日が訪れる。郵便屋は誰なのか? 封印されていた秘密とは何か?
栗橋北中三年A組の有志八人が埋めたタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中にあった。十年後、メンバーたちに「選ばれ死君たち」宛の不気味な案内状が届く。卒業式に出られなかった綾香は当時のメンバーと会うが、ある言葉を聞くと、なぜか誰もが口を閉ざす。そして開封の日が訪れる。
タイムカプセルは巻末の「袋とじ」。叙述トリックの名手がヒントをちりばめた……。
結末が予想できたら、さあ、開封しよう!
※本書は2007年3月に理論社のミステリーYA!にて刊行されたものです。
目次
- プロローグ
- 第一部 再会
- 幕間 ホール
- 第二部 時の穴道
- 第三部 懐かしき友よ
- エピローグ
- あとがき
製品情報
製品名 | タイムカプセル |
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著者名 | 著:折原 一 |
発売日 | 2012年10月16日 |
価格 | 定価 : 本体676円(税別) |
ISBN | 978-4-06-277377-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 416ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2007年3月に理論社のミステリーYA!にて刊行されたもの。 |