愛する妻を亡くした悲しみから立ち直れぬまま、幼い子供と二人、ひっそりと毎日を送る真人。ある日、愛犬の死に落ち込む女の子が書いた手紙へ、ふとした思いつきから返信を書くことに。それがいつしか「天国に届く郵便ポスト」の噂となって逗子の街に流れ始める。しかし、差出人不明の手紙をきっかけに、不思議な文通が始まり……。喪失感を抱えながらも、真人本人にも起こる奇跡。誰もが温かい涙を流す愛の物語。(講談社文庫)
愛する妻を亡くした悲しみから立ち直れぬまま、幼い子供と二人、ひっそりと毎日を送る真人。ある日、愛犬の死に落ち込む女の子が書いた手紙へ、ふとした思いつきから返信を書くことに。それがいつしか「天国に届く郵便ポスト」の噂となって逗子の街に流れ始める。しかし、差出人不明の手紙をきっかけに、不思議な文通が始まり……。
逗子が生んだ二人組ユニット、キマグレンの名曲『天国の郵便ポスト』を聞いて、「これを小説にしたい」と感じた著者が描き出した、奇跡の愛の物語。
キマグレンの二人からも応援メッセージが!
KUREI「本当にすごく映像が浮かぶ、本当に景色が見えるストーリーになっているので、みなさん是非是非読んでください!」
IISEKI「すごく当たり前のことなんだけど、等身大というか自分たちが生まれた場所に帰れるような小説だと思います。小説『天国の郵便ポスト』を読んでもらって、少しでも辛いことが忘れられるよう気持ちになってもらえたらな、と思います!」
KUREI&ISEKI「ぼくらの『天国の郵便ポスト』の曲を聴きながら、是非小説を読んでみてください。よろしくお願いします!」
喪失感を抱えながらも、真人本人にも起こる奇跡に、誰もが温かい涙を流すはず。人は一人ではない。命は一人で生まれてくるのではない。そういうことが、改めてわかります。
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