内容紹介
長唄の人間国宝の家元、安東家の邸内で女弟子が殺された。芸事に生きる親子、妾、師弟らが、三弦が響き愛憎渦巻くなかで同居している閉ざされた旧家。家庭教師に通っている青年、伊集院大介の前で繰り広げられる陰謀そして惨劇。その真相とは!? 名探偵の誕生を高らかに告げた、栗本薫ミステリーの代表作!(講談社文庫)
あの名作、待望の新装版化!
綾辻行人氏「これが、あのころ僕たちの待ち焦がれていた“探偵小説”だった」
田中芳樹氏「中天へ駆け上がろうとする朝日のかがやきに目がくらむ思いだ」
長唄の人間国宝の家元、安東家の邸内で女弟子が殺された。芸事に生きる親子、妾、師弟らが、三弦が響き愛憎渦巻くなかで同居している閉ざされた旧家。家庭教師に通っている青年、伊集院大介の前で繰り広げられる陰謀そして惨劇。その真相とは!? 名探偵の誕生を高らかに告げた、栗本薫ミステリーの代表作!
製品情報
製品名 | 新装版 絃の聖域 |
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著者名 | 著:栗本 薫 |
発売日 | 2012年05月15日 |
価格 | 定価 : 本体905円(税別) |
ISBN | 978-4-06-277262-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 672ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1980年8月に講談社より刊行され、1982年12月に講談社文庫(上下巻)に、1997年4月に角川文庫(上下巻)に収録されたものの新装版。 |