内容紹介
瀬戸内の水軍・河野氏を祖として、若狭を経て蝦夷地で花開いた松前氏。戦国期、主君への忠義を果たしつつ、前田利家の勧めによって上洛し、豊臣秀吉から交易権を得、さらには徳川家康に安堵されて藩主に。秀吉、家康という二人の天下人に認められ、戦わずして北の大地を護り通した一族を描いた歴史長編。
我らは殺生を禁ずる一党なり。
瀬戸内の水軍・河野氏を祖として、若狭を経て蝦夷地で花開いた松前氏。戦国期、主君への忠義を果たしつつ、前田利家の勧めによって上洛し、豊臣秀吉から交易権を得、さらには徳川家康に安堵されて藩主に。秀吉、家康という二人の天下人に認められ、戦わずして北の大地を護り通した一族を描いた歴史長編。
目次
- 序
- 河原御所の変
- 淡路屋丹下
- 土豪劣紳
- 修験僧
- 箱館の里
- 氷上の駒
- 都の渦
- 京への途
- 瀬戸内参り
- 蝦夷の殿
- 明暗の辻
- 散椿
- 海翁
製品情報
製品名 | 海翁伝 |
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著者名 | 著:土居 良一 |
発売日 | 2012年01月17日 |
価格 | 定価:796円(本体724円) |
ISBN | 978-4-06-277150-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 400ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |