内容紹介
山形の寒村に中国旧満州地方から嫁いだ女・青鈴(せいれい)が二億円を持って消えた。青鈴を花嫁に斡旋した蔵田雄介はやくざに脅迫され、その足取りを追わされる。津軽海峡を渡り北へ北へと向かう青鈴と謎の男。日本の暴力団、中国の黒社会に加えロシア・マフィアが北の地で繰り広げる、船戸節全開の傑作バイオレンス。(講談社文庫)
逃げる女、死にゆく男たち
山形の寒村に中国旧満州地方から嫁いだ女・青鈴(せいれい)が二億円を持って消えた。青鈴を花嫁に斡旋した蔵田雄介はやくざに脅迫され、その足取りを追わされる。津軽海峡を渡り北へ北へと向かう青鈴と謎の男。日本の暴力団、中国の黒社会に加えロシア・マフィアが北の地で繰り広げる、船戸節全開の傑作バイオレンス。
製品情報
製品名 | 夜来香海峡 |
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著者名 | 著:船戸 与一 |
発売日 | 2012年04月13日 |
価格 | 定価:827円(本体752円) |
ISBN | 978-4-06-277136-8 |
判型 | A6 |
ページ数 | 544ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 講談社創業百周年記念書き下ろし作品として2009年5月に刊行されたもの。 |