内容紹介
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目次
- 第一章 明香ちゃんが病院で死んだ
- 「ヒサビサ」の診療
- 歯科医の次女として生まれて
- セカンド・オピニオン
- 「医療事故、大丈夫ですか」
- 終わらない手術
- 延命の「儀式」
- 「春が来て みんなの笑顔に さようなら」
- 内部告発
- 第二章 第5手術室で何が起きたのか
- 人工心肺装置というブラック・ボックス
- パニックの現場
- 改竄
- 主任教授の「指示」
- 第三章 両親への報告はこうして行われた
- 水俣の記憶
- 「患者の顔も見ないで、よく手術ができるね」
- 死亡原因調査委員会
- 墓前での謝罪
- 第四章 屍を乗り越えて 東京女子医大附属日本心臓血圧研究所(心研)の戦後史
- 「世界」に追いつけ
- 心研の船出
- 赤い十字架
- 和田寿郎教授と心臓移植
- 診療科の壁
- 「我々の技術は、神の領域に入っている」
- 第五章 二医師の逮捕
- 捜査一課長の記者会見
- 利明の決心
- 厚生労働省の動き
- 医療事故に業務上過失致死罪を適用できるのか
- 東京拘置所での再会
- 自殺未遂
- 第六章 病院が変わることを信じて
- 被害者連絡会の結成
- ADR
- 「これで終わりにしましょう」
- 特定機能病院の再承認への道
- 人工心肺医の無罪判決
- 明香、許してくれるかい
- 単行本あとがき──悲劇から学ぶ
- 文庫版あとがき
- 主要参考文献
製品情報
製品名 | 明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件 |
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著者名 | 著:鈴木 敦秋 |
発売日 | 2010年09月15日 |
価格 | 定価:765円(本体695円) |
ISBN | 978-4-06-276758-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 384ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2007年4月に小社より単行本として刊行されたもの。 |