明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件

講談社文庫
アキカチャンノシンゾウトウキョウジョシイダイビョウインジケン
  • 電子あり
明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件
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内容紹介

医師になることを夢見た12歳の少女が、名門病院の心臓手術で命を落とした。手術のデータは改竄され、両親に真実は伝えられなかった――。「よい医療」とは何か。患者側と医療側が互いの溝を埋めるべく歩み寄り、病院改革、医療改革の第1歩を踏み出した、試みと知見の記録。


講談社ノンフィクション賞受賞作!
1人の少女の死がこじ開けた医療事故という「パンドラの箱」。

医師になることを夢見た12歳の少女が、名門病院の心臓手術で命を落とした。手術のデータは改竄され、両親に真実は伝えられなかった――。「よい医療」とは何か。患者側と医療側が互いの溝を埋めるべく歩み寄り、病院改革、医療改革の第1歩を踏み出した、試みと知見の記録。

目次

  • 第一章 明香ちゃんが病院で死んだ
  •  「ヒサビサ」の診療
  •  歯科医の次女として生まれて
  •  セカンド・オピニオン
  •  「医療事故、大丈夫ですか」
  •  終わらない手術
  •  延命の「儀式」
  •  「春が来て みんなの笑顔に さようなら」
  •  内部告発
  • 第二章 第5手術室で何が起きたのか
  •  人工心肺装置というブラック・ボックス
  •  パニックの現場
  •  改竄
  •  主任教授の「指示」
  • 第三章 両親への報告はこうして行われた
  •  水俣の記憶
  •  「患者の顔も見ないで、よく手術ができるね」
  •  死亡原因調査委員会
  •  墓前での謝罪
  • 第四章 屍を乗り越えて 東京女子医大附属日本心臓血圧研究所(心研)の戦後史
  •  「世界」に追いつけ
  •  心研の船出
  •  赤い十字架
  •  和田寿郎教授と心臓移植
  •  診療科の壁
  •  「我々の技術は、神の領域に入っている」
  • 第五章 二医師の逮捕
  •  捜査一課長の記者会見
  •  利明の決心
  •  厚生労働省の動き
  •  医療事故に業務上過失致死罪を適用できるのか
  •  東京拘置所での再会
  •  自殺未遂
  • 第六章 病院が変わることを信じて
  •  被害者連絡会の結成
  •  ADR
  •  「これで終わりにしましょう」
  •  特定機能病院の再承認への道
  •  人工心肺医の無罪判決
  •  明香、許してくれるかい
  • 単行本あとがき──悲劇から学ぶ
  • 文庫版あとがき
  • 主要参考文献

製品情報

製品名 明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件
著者名 著:鈴木 敦秋
発売日 2010年09月15日
価格 定価 : 本体695円(税別)
ISBN 978-4-06-276758-3
判型 A6
ページ数 384ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 2007年4月に小社より単行本として刊行されたもの。

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