内容紹介
駿府の今川家の人質となっている松平元康(もとやす)の子・竹千代と奥方らを救い出す依頼が、甲賀の忍びの頭目・伴与七郎(ばんよしちろう)に舞いこんだ。綿密な算盤(そろばん)をはじき、銭四百貫文で商談は成立したのだが、乗り込んだ駿府で予期せぬ困難が続出する。窮地に追い込まれた与七郎は、甲賀に伝わる「大きな瓶(かめ)」の話に光明を見出した。(講談社文庫)
駿府の今川家の人質となっている松平元康(もとやす)の子・竹千代と奥方らを救い出す依頼が、甲賀の忍びの頭目・伴与七郎(ばんよしちろう)に舞いこんだ。綿密な算盤(そろばん)をはじき、銭四百貫文で商談は成立したのだが、乗り込んだ駿府で予期せぬ困難が続出する。窮地に追い込まれた与七郎は、甲賀に伝わる「大きな瓶(かめ)」の話に光明を見出した。
目次
- 少将之宮町の夜
- 甲賀の夕暮れ
- 駿府の雪
- 岡崎の風
- イヌイの声
- 西郡の夜明け
- 菅生川の渡し
製品情報
製品名 | 竹千代を盗め |
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著者名 | 著:岩井 三四二 |
発売日 | 2009年07月15日 |
価格 | 定価 : 本体695円(税別) |
ISBN | 978-4-06-276370-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 368ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2006年3月、小社より単行本として刊行された。 |