内容紹介
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目次
- まえがき
- 第一章 ある小児科医の自殺
- 中原利郎医師(四四歳)の場合
- 八月一六日
- 「小児科医は天職だ」
- 小児科は採算がとれない
- 「俺は病院に殺される!」
- 合格通知
- 小児には、未来があり
- 母として、妻として
- 署名活動
- 第二章 たらいまわし
- 岩手県一関市・佐藤頼ちゃん(七ヵ月)の場合
- 2DKのアパート
- 深夜の発熱
- 「頼! 頼! 頼!」
- 押し寄せる声
- 国会質問
- 医師会はどう動いたのか
- 盛岡の新しい小児救急システム
- 小児救急を変えたい
- 第三章 誤診と引き継ぎミス
- 東京都葛飾区・豊田理貴ちゃん(五歳)の場合
- 辛い記憶
- 理貴ちゃんの成長
- 引き継ぎの歯車
- 内部告発
- ある小児科研修医
- 日本一の小児科医を支えるもの
- 「命を救えるのは、お医者さんだけです」
- 招待状
- 第四章 私たちにできること
- 三家族と日本小児科学会理事・中澤誠の「格闘」
- 患者と医師の新しい出会い
- 「いい医者って何だね?」
- 小児救急プロジェクトチーム
- 地域の総力戦
- 「夜間救急の治療費は、もっと高くてもいいんです」
- 鳴りやまない拍手
- 単行本あとがき
- 『小児救急』その後──文庫版のあとがきに代えて
製品情報
製品名 | 小児救急 |
---|---|
著者名 | 著:鈴木 敦秋 |
発売日 | 2008年12月12日 |
価格 | 定価:817円(本体743円) |
ISBN | 978-4-06-276199-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 464ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2005年4月、小社より単行本として刊行された『小児救急「悲しみの家族たち」』の物語に大幅加筆したもの。 |