全身を噛まれた4つ目の屍体
40~60代の男性ばかりを狙った連続殺人事件がニューオーリンズを震撼させていた。現場で歯科学者・キャットが目にしたのは、次なる「犯行予告」の血文字だった。
名手・アイルズ王道サスペンスへ帰還。
まだ終わらない――ニューオーリンズで起きた連続殺人事件。被害者はいずれも大人の男性で、全身には歯形が残されていた。加えて壁には次の犯行を示唆する血文字が。歯科学者のキャットは担当刑事と不倫関係にありながら捜査に加わっていたが、自らの不安定な心理が事件とリンクし始めていることに気づく。
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