見られたら、逃げ場はない
気ままなニューヨーカーが見た光る眼を持つ人物は悪魔崇拝者?連続殺人犯?
保育園とオフブロードウェイの切符売り場を掛け持ちで働くサマンサは、一組の男女がハドソン川にアイスボックスを投げ入れるのを目撃する。男の眼は鏡のように光を放っていた。やがて幼女の遺体入りアイスボックスが発見されるが、亡骸の眼球は無く……。デビュー即エドガー賞候補となった傑作サスペンス。
東京と、本作の舞台であるニューヨーク・シティとは11,000キロ近くも離れていますが、このふたつの都市には共通点が多々あります。すばらしいカルチャー、速いペース、日々とぎれることのない興奮……。わたしは先日、東京を訪ね、東京という街が大好きになりました。みなさんも、この小説をお読みになって、わたしの住む街をよく知るようになり――大好きになってくださることを願っています。――ALISON GAYLIN(アリソン・ゲイリン)
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