内容紹介
なんかへんだ。雪が積もりすぎているのである。視界は白く染まり、風に飛ばされそうになりながら、標高2320メートルの小屋に駆けこんだ。――トレッキングをピクニックと取り違え、いつもの旅のつもりでイタリア・アルプスの雪山に挑んでしまった作家が見たものは? 自然への深い感動を呼ぶ傑作紀行。
歩くことは書くことと似ている。
登山経験ゼロで挑んだトレッキング紀行
なんかへんだ。雪が積もりすぎているのである。視界は白く染まり、風に飛ばされそうになりながら、標高2320メートルの小屋に駆けこんだ。――トレッキングをピクニックと取り違え、いつもの旅のつもりでイタリア・アルプスの雪山に挑んでしまった作家が見たものは? 自然への深い感動を呼ぶ傑作紀行。
目次
- はじめに─イタリアの記憶
- 第1章 出会い─コルティナ
- 第2章 岩の宇宙─トレ・チーメ
- 第3章 大滝のある渓谷─フェラータへの挑戦
- 第4章 羊飼いたちの村─アグリツーリズモ
- 第5章 十字架のある頂上─サッソ・ディ・ストリア
- 第6章 ドロミテの女王─マルモラーダ
- 第7章 さようならドロミテ
- おわりに─ありがとうをいくつか
- 文庫版あとがき
製品情報
製品名 | あしたはアルプスを歩こう |
---|---|
著者名 | 著:角田 光代 |
発売日 | 2007年07月13日 |
価格 | 定価:440円(本体400円) |
ISBN | 978-4-06-275782-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 160ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 『あしたはドロミテを歩こう イタリア・アルプス・トレッキング』として、’04年7月に岩波書店より刊行。 |
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