内容紹介
京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。その中の1人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた……。維新の変革の裏面史を鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。
京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。その中の1人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた……。維新の変革の裏面史を鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。(講談社文庫)
目次
- 発 端
- 昔の縁
- 薩摩屋敷焼討ち
- 京 都
- 赤報隊
- 江戸潜入
- 乱れ雲
- 別れ道
製品情報
製品名 | 幕末御用盗 |
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著者名 | 著:津本 陽 |
発売日 | 2006年11月15日 |
価格 | 定価 : 本体514円(税別) |
ISBN | 978-4-06-275575-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2003年11月小社より刊行。 |