内容紹介
生と死そして時間。
すべてを超越し存在する、四季。
天才の成熟と到達。「四季」4部作、美しき完結編。
「それでも、人は、類型の中に夢を見ることが可能です」四季はそう言った。生も死も、時間という概念をも自らの中で解体し再構築し、新たな価値を与える彼女。超然とありつづけながら、成熟する天才の内面を、ある殺人事件を通して描く。作者の1つの到達点であり新たな作品世界の入口ともなる、4部作完結編。
目次
- プロローグ
- 第1章 白い部屋
- 第2章 黒い部屋
- 第3章 赤い部屋
- 第4章 青い部屋
- エピローグ
- 『四季 冬』を読んで
製品情報
製品名 | 四季 冬 Black Winter |
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著者名 | 著:森 博嗣 |
発売日 | 2006年12月15日 |
価格 | 定価 : 本体590円(税別) |
ISBN | 978-4-06-275571-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 280ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2004年3月刊の講談社ノベルス版を底本する。 |