内容紹介
権現市へ買い物に出かけたところ、うら寂しい祭りの主催者に見込まれ、「権現躑躅(つつじ)踊り」のリハーサルに立ち会う。踊りは拙劣。もはや恥辱。辟易する男の顛末を描いて川端康成文学賞を受賞した表題作や、理不尽な御老公が市中を混乱に陥れる、“水戸黄門”の町田バージョン「逆水戸」など、著者初の短編集。
文学で踊れ!
川端康成賞受賞作。
権現市へ買い物に出かけたところ、うら寂しい祭りの主催者に見込まれ、「権現躑躅(つつじ)踊り」のリハーサルに立ち会う。踊りは拙劣。もはや恥辱。辟易する男の顛末を描いて川端康成文学賞を受賞した表題作や、理不尽な御老公が市中を混乱に陥れる、“水戸黄門”の町田バージョン「逆水戸」など、著者初の短編集。
目次
- 鶴の壺
- 矢細君のストーン
- 工夫の減さん
- 権現の踊り子
- ふくみ笑い
- 逆水戸
製品情報
製品名 | 権現の踊り子 |
---|---|
著者名 | 著:町田 康 |
発売日 | 2006年04月14日 |
価格 | 定価 : 本体552円(税別) |
ISBN | 978-4-06-275351-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 2003年3月、小社より刊行。 |