無敵の1100ページ!
真の敵は誰か?
NY市警vs.テロリストの死闘の果ては――
テロリスト集団との息詰まる神経戦。NY市警が誇る凄腕人質交渉人シュレーダー警部の様子がどこかおかしい。組織間の政治的思惑、イギリス軍情報部マーティン少佐の暗躍に翻弄されながら、警部補バークは秘策を探り続ける。爆破か突入か。随一のストーリーテラー・デミルのサスペンス大作は、衝撃の結末へ。
ネルソン・デミルは、北アイルランドの現代史に「歴史上の亡霊を呼び起こし」て、聖パトリック大聖堂を舞台に、警察小説、観光小説、謀略小説、恋愛小説などの要素をたっぷりほうりこんだサスペンスを構築してみせる。――井家上隆幸(「解説」より)
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