内容紹介
露伴、文(あや)、青木玉を継ぐ若き感性のエッセイ。あるときは同じ歳の友人に結婚祝いを贈り、あるときは家の普請(ふしん)に来た若い大工さんとの会話に笑い……。年齢も国籍も心の距離さえも異なる、さまざまな人たちとの出会いをさわやかにつづる。日本とヨーロッパ、今と昔を行きつ戻りつ、幸田露伴、文、青木玉を継ぐ筆者の若い感性が光る、ユーモアあふれる随筆集(講談社文庫)
露伴、文(あや)、青木玉を継ぐ若き感性のエッセイ。あるときは同じ歳の友人に結婚祝いを贈り、あるときは家の普請(ふしん)に来た若い大工さんとの会話に笑い……。年齢も国籍も心の距離さえも異なる、さまざまな人たちとの出会いをさわやかにつづる。日本とヨーロッパ、今と昔を行きつ戻りつ、幸田露伴、文、青木 玉を継ぐ筆者の若い感性が光る、ユーモアあふれる随筆集(講談社文庫)
目次
- うさぎの聞き耳
- 卯年を送る
- 光るまなざし
- パンドラの箱
- 女所帯の夕飯
- 遠くのいとこ
- ただいま普請中
- 傘の下は香りの雨
- 働きざかり
- それはそれ、これはこれ
- 夏のスリッパ
- 夏の曲
- エリクの後日談
- 誰にも迷惑かけてないのに
- ファックスから出たお化け
- 尾ひれのついた紹介
- 珊瑚礁に呼ばれる
- アンティーク御夫妻
- 女らしさと、らしからぬ力
- 牛乳瓶のふれあう音
- 福の神の用心
- 二十一世紀へ、持ってゆくもの
- 到来もの
- 月ときつね屋
- つなぐ手の意味
- 一途な瞳のバレンタイン
- 届かぬ願い
- 名のみの春
- 恐れ入谷の……
- 明日にでもかな
製品情報
製品名 | うさぎの聞き耳 |
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著者名 | 著:青木 奈緒 |
発売日 | 2005年01月14日 |
価格 | 定価 : 本体571円(税別) |
ISBN | 978-4-06-274979-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 304ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 講談社BOOK倶楽部’99年6月10日~’01年6月25日毎月2回連載。学鐙’99年9月号・’01年11月号、ヴィオラ’98年12月号’99年1月号、2月号、3月号’98年11月号、旅’00年11月号、Blitz’99年10月、ミセス’99年11月号’00年1月号、週刊読書人’99年3月26日、家庭画報’99年1月号、小説現代’99年1月号 ’01年11月に小社より単行本として刊行 |