内容紹介
生と死の臨界に迫る傑作伝奇ミステリー。旧盆の十三夜、出羽三山の霊峰月山(がっさん)の頂から麓に連なる迎え火。即身仏(ミイラ)取材で帰省した工藤の友人正志は、古来の採燈祭(さいとうさい)復活に奔走していた。だが工藤の父親に続き、正志も闇の中で襲撃される。もう1人の同級生由香は工藤に、鬼から村を守ってきた一族だと明かし、「祭を止めて。ソ乱鬼(そらんき)が降りてくる」と告げた。(講談社文庫)
製品情報
製品名 | 迎え火の山 |
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著者名 | 著:熊谷 達也 |
発売日 | 2004年08月10日 |
価格 | 定価 : 本体857円(税別) |
ISBN | 978-4-06-274837-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 576ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ’01年8月、小社より単行本として刊行されました。 |