無実のままで殺されてたまるか! 秋川渓谷での連続強姦殺人の容疑者となった石破は、強要された一度だけの自白で、必死の抗弁も空しく死刑が確定してしまった。塀の外で無実を信じてくれるのは、想いを寄せる血の繋がらない妹だけ。2人は脱獄を企てるが自由もつかの間、ついに処刑の朝を迎えて……。絶望からの脱出を描く傑作サスペンス!