『白い犬とワルツを』の著者が贈る、感動の成長物語 1940年代のアメリカで育つ2人の子ども。 肌の色が違う彼らが世間のルールを跳び越える! 1937年2月7日。アメリカ深南部(ディープ・サウス)で生を受けた2人の子どもがいた。1人は黒人、もう1人は白人。彼らは知るはずもなかった、世間のルールというものを。しかし、「義足の男(ペグレック)」が起こした殺人の話をきっかけに、ふたつの人種は一触即発の状態に。『白い犬とワルツを』の著者が、人間の愚かさを抉る傑作長編。