内容紹介
「余生だから、まず1年、目いっぱい新鮮に生きること」――数々の名作を生んだ著者が、死の直前に語った「人生最後の志」。澄明な語り口の中から軽妙さが鳴り響く。〈まだ生きてゐるかと蚊にも刺されけり〉これは諦念ではなく、死さえ愉しくしてしまった強(したた)かさだ。遺された珠玉の句集「歳月」「余色」も併録。死と対峙して語る生への「詩と真実」!
製品情報
製品名 | 死もまた愉し |
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著者名 | 著:結城 昌治 |
発売日 | 2001年12月14日 |
価格 | 定価 : 本体590円(税別) |
ISBN | 978-4-06-273231-4 |
判型 | A6 |
ページ数 | 232ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1998年1月講談社より単行本として刊行。 |