内容紹介
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目次
- (1)〈他力〉、という不思議な感覚
- (2)「できないものはできない」と思う
- (3)〈非常時〉を生きぬく強い思想
- (4)〈本願他力〉こそ生命力の真の核心
- (5)私を支えてくれた三人の言葉
- (6)法然はなぜ確信をもって人々に語ったのか
- (7)目に見えない大きな力を実感する
- (8)向こうからやってくるもの
- (9)人事をつくすは、これ天命なり
- (10)〈他力〉の道もまた難きかな
- (11)「やさしく」「ふかく」「ひろく」
- (12)立ちすくむ今日の狭間に
- (13)いま〈他力の風〉の気配を感じて
- (14)人の手本にはなれないが見本にはなれる
- (15)四百四病を体の中に抱えた存在
- (16)延命は、はたして意味のあることなのか
- (17)生きている人間はすべて病人である
- (18)いまの医療に欠けているもの
- (19)今日が最後の一日になるんだぞ、と
- (20)世界のすべては物語だと考える
- (21)自分を信じ、自分を愛することが出発点
- (22)低きにつく、という考え方
- (23)四つの「思うに任せぬこと」を背負って
- (24)本物のプラス思考は、究極のマイナス思考から
- (25)人生の峠にたたずんで考える下山の道
- (26)目に見えない大きな宇宙の力
- (27)「諦める」ということの意味
- (28)「透明な存在である自分」へのいらだち
- (29)人生は自分で放り出すほどにはひどくない
- (30)物語をつくる想像力がキレた結果が
- (31)本心をひた隠しにして生きている人々
- (32)先生も親もやわらかな心が欠けているのでは
- (33)〈悲〉という感情がものすごく豊かな人
- (34)自殺と他殺は背中合わせの関係
- (35)たったひとりの自分が廃虚に孤立して
- (36)自分自身すら愛することができないとき
- (37)深く悲しむ人ほど強く歓ぶことができる
- (38)強く悩み迷うことから本当の確信が生まれる
- (39)ひとりぼっちだという疎外感
- (40)「脳死は人の死」の考えの底にあるもの
- (41)いま、無常の風が、吹いている
- (42)あるがままの自分を信じるために
- (43)常識に合わないことを大切にする
- (44)心に残るものこそ忘れない
- (45)信仰や本当の情報は〈面授〉でしか伝わらない
製品情報
製品名 | 他力 |
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著者名 | 著:五木 寛之 |
発売日 | 2000年11月06日 |
価格 | 定価:715円(本体650円) |
ISBN | 978-4-06-273010-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 312ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ’98年11月に講談社より刊行。 |