内容紹介
第二次世界大戦中のリトアニアで、外務省の命令に背いて大量の日本通過ビザを発給し、6000人ものユダヤ人をホロコーストから救った外交官・杉原千畝(すぎはら・ちうね)。「日本のシンドラー」として世界から称賛される杉原の業績は、このたび世界記憶遺産への登録申請がなされたばかり。差別を排し、良心に生きた杉原の姿に象徴される、日本人の美徳、誇りとは何か? 欧州生活の長かった著者による、新たなる「日本人論」!
目次
- はじめに
- プロローグ~キュラソーから来た男
- 第一章 ユダヤ人への偏見がなかった「日本人」
- 第二章 日本の“原風景”を名前に持った「日本人」
- 第三章 貧しさが恥ではなかった時代の「日本人」
- 第四章 人種差別をしない「日本人」
- 第五章 〈武士道〉の国の「日本人」
- エピローグ~キュラソー・ビザの謎がとけた
- おわりに
- 主な参考文献
製品情報
製品名 | 日本人なら知っておくべき「日本人」の名前 |
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著者名 | 著:デュラン・れい子 |
発売日 | 2016年05月20日 |
価格 | 定価 : 本体840円(税別) |
ISBN | 978-4-06-272941-3 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 192ページ |
シリーズ | 講談社+α新書 |