ソニーやシャープはひとごとではありません。500人以上のトップリーダーを取材してきた著者が、長らく続く日本企業苦境の真因を喝破します。商品でも、価格競争力でも、市況でもなく、原因はNo.2の不在。数百社の盛衰を見続けてきた視点で、生き残る企業になるための共通の成功方程式を解き明かします。生き残りをかけて熾烈な競争を続ける経営者からビジネスマンまで、すべての働く人をやる気にさせる1冊です。
ソニーやシャープはひとごとではありません。
500人以上のトップリーダーを取材してきた著者が、長らく続く日本企業苦境の原因を喝破します。商品でも、価格競争力でも、市況でもなく、原因は、No.2の不在。
社長の考えがわからない、組織がうまく回転しない、士気が上がらない、業績がうまく伸びない──ただ持ち回りで役職についたリーダーたちだらけになっている日本の企業の現状からすればそれは当然なのです。どこも同じです。
対して、イノベーションを続ける企業は、その企業文化の中核を体現し、継承し、マーケットにおいて自社の存在意義を明確に内外に伝えることができるNo.2的存在が、社内の要所要所にしっかりいます。
数百社の盛衰を見続けてきた著者ならではの視点で、生き残る企業になるための共通の成功方程式を解き明かします。白眉は、カルロス・ゴーン氏をトップリーダーではなく、No.2型リーダーと評価している点、彼の成功の秘密を探ることで、日本企業が失った「なにか」が露わになります。
生き残りをかけて熾烈な競争を続ける経営者からビジネスマンまで、すべての働く人をやる気にさせる1冊です。
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