内容紹介
世界を揺るがす原因が丸わかり! 各紛争の専門家が真の理由を炙り出す! 米ソ核大国間の緊張緩和がもたらされた結果が、それまで沈静化していた各地域の紛争と危機を再び呼び覚ますことになるとは、何と皮肉な現象であろうか。どの紛争も急転直下に解決できるような処方箋を見出せないし、これらの危機が直ちに雲散霧消するような楽観的な観測は立てにくい。各分野のエキスパートが一堂に会し、この一冊ですべてを完全解説!
「宗教対立」や「民族紛争」はあとづけだ!! メディアではわからない「7大紛争」。世界を揺るがす原因が丸わかり! 各紛争の専門家が真の理由を炙り出す! 米ソ核大国間の緊張緩和がもたらされた結果が、それまで沈静化していた各地域の紛争と危機を再び呼び覚ますことになるとは、何と皮肉な現象であろうか。どの紛争も、急転直下に解決できるような処方箋を見出せないし、これらの危機が直ちに雲散霧消するような楽観的な観測は立てにくい。各分野のエキスパートが一堂に会し、1冊の本にまとめられて通読できることで、よりグローバルな関連性も炙り出されることは画期的なことと言えよう。新聞やテレビの放送からはわからない真実が見えてくる。本書が、幅広く、初めて本格的に世界の紛争や危機の実態を学ぼうという方々のお役に立つことができれば幸いである。●アラブ対イスラエル●アメリカvs.イラク紛争●朝鮮半島危機●台湾海峡危機●歴史認識をめぐる日中危機●現代アフリカの紛争●東ティモール紛争●宗教・歴史が紛争の口実にされる●米軍撤退後のイラクはどこへ●紛争の原因は民族対立ではない
目次
- まえがき
- 第一章 「アラブ対イスラエル」 ~「民なき土地」の戦争と平和
- 第二章 「アメリカvs.イラク紛争」 ~イラク戦争後の国内政治のゆくえ
- 第三章 「朝鮮半島危機」 ~国際核不拡散体制への挑戦
- 第四章 「台湾海峡危機」 ~せめぎ合う中台のナショナリズム
- 第五章 「歴史認識をめぐる日中危機」 ~謝罪してきた日本、反省を認められない中国
- 第六章 「現代アフリカの紛争」 ~ルワンダの大量虐殺が示唆するもの
- 第七章 「東ティモール紛争」 ~新興の独立国が抱える内的権力闘争
製品情報
製品名 | なぜ世界で紛争が無くならないのか |
---|---|
著者名 | 監:増田 弘 |
発売日 | 2009年06月20日 |
価格 | 定価:985円(本体895円) |
ISBN | 978-4-06-272582-8 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 240ページ |
シリーズ | 講談社+α新書 |
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