熟成された孤独感こそが人間的魅力を醸成する!! いくつになってもへこまず、自分第一に生きたいもの。本書にあるマンガ漢詩では、李白や杜甫の世界に出会えば、この先を生きる心の準備は万全。人生後半の生き方読本!! 人生は誤算だらけだ。結局は何ひとつ思うようにならん。昔の人は諸行無常といっていたが、この世のことはマジメに考えたってどうにもならない。なるようになるだけだ……こういうとき先人たちは、何を考え、何をして生きていたのでしょうか。人生後半の生き方のヒントを求めて、長年親しんできた漢詩を折にふれ拾い読みしたところ、思わぬ発見をしました。「中国の詩人たちは、人生の無常を楽しんでいたのでは!?」日本人は無常の思いで悲嘆にくれますが、中国の詩人たちは無常と遊び戯れているように思えます。