内容紹介
元選手でコーチの父を持ち、幼い頃から恵まれた環境でずっとフィギュアスケートを続けていた輪。だから普通の人よりはずっとうまく滑れるってだけで、スケートが夢ってほどでもない。やめたいと思うこともあるけど、やめたら自分には何も残らないような気もして…。 友人や父との交流とともにスケーターとして成長を遂げていく、氷上のスポーツ青春ドラマ!羽生結弦のジュニア時代をモデルに書かれた男子スケート小説!
羽生結弦のジュニア時代をモデルに書かれた、スケートにかける少年達の揺れる心を描く
男子スケート小説。
桜沢輪は、父がコーチをやっている為、物心つく前からリンクの上にいた。でも最近、本当に自分がフィギュアスケートが好きなのか分からなくなってきて……。
「ぼくも時にはスケートが嫌になったり、やめたくなったりしますが、自分はスケートが好きなんだって思い出せば乗り越えられるんです。自分一人の力ではできないことはたくさんありますが、応援してくれる友達や兄弟家族がいるから、出来なかったことも出来るようになると思います。そんなことをあらためて気づかせてくれる本です」ソルトレイクシティオリンピック4位入賞、プロフィギュアスケーター兼コーチ、解説者の本田武史氏推薦!
目次
- 一 最低のフリープログラム
- 二 おれは二十位、あいつは五位
- 三 もしかして初心者?
- 四 からっぽのタンス
- 五 いきなりドン・キホーテ
- 六 無愛想な同居人
- 七 久しぶりの再会は……
- 八 取り返しのつかないこと
- 九 スケートなんか、やめてやる!
- 十 捨てたものと探しもの
- 十一 千夏の言葉
- 十二 不可能だけど、あきらめない
- 十三 全中で勝負!
- 十四 帰ってきたリンクでは
- 十五 幼い頃の思い出
- 十六 嬉しいデビュー
- 十七 全国中学校スケート大会、男子Aクラス決勝
製品情報
製品名 | クリスタル エッジ |
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著者名 | 著:風野 潮 |
発売日 | 2009年12月11日 |
価格 | 定価 : 本体950円(税別) |
ISBN | 978-4-06-269429-2 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 258ページ |
シリーズ | YA! ENTERTAINMENT |