コンセプト「親子のふれあいで育てる、ことばのちから」です。まず、身近なものの名前をたくさんおぼえることをめざします。、
具体的には、3択の指さしクイズです。タイトルにあるように、「○○は、どれ?」と子どもに問いかけて、指さしで答えさせます。筆記用具不要で、いつでもどこでもできます。
1見開き3点、どうぶつの写真を配置して、どの名前もおぼえさせ、次の見開きで正解のどうぶつについてくわしく説明する、というパターンをくりかえします。
実際の保育現場でモニター調査をしたところ、保育者との言葉のやりとりは1歳児と比べると飛躍的に活発になります。バスや電車など公共の乗り物については、「のったことある!」「しってる!」など、生活体験と結びついた発語もあり、立体的に言葉を獲得している様子がよくわかりました。新幹線は大人気で、「はやぶさ」「のぞみ」などの名前を言える子もいました。動物に比べると個々の名前の認知度がとても高いことが印象的でした。
知っているものの範囲でクイズが展開できるよう注意するとともに、同じカテゴリー(たとえば電車)で、新しい言葉も覚えられるような工夫(設問に取り入れるなど)も施します。
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