莫大な富で防衛庁を操り、首相も怯む“闇の巨人”を追っていた新聞記者が、怪光を発して飛び立つ円盤と、縄文土偶とも見える宇宙人を目撃する。縄文土偶の謎に誘われ古代黄金の眠る伝説の地、奥十和田へ向かった彼は、そこで“闇の巨人”の恐るべき素顔に出会う。黄金伝説を構想豊かに描く、傑作伝奇推理長編。