内容紹介
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目次
- プロローグ
- 1 私たちが何をしたというのだろう ただ肌が黒いというだけで罪なのだ
- 2 ここは祈りの場所 私たちの生きる土地
- 3 父祖の地を追われ 私たちは遠くに来てしまった
- 4 私たちは無用の者 土のかけら
- 5 神よ 戸をあけて下さい 外は寒く 濡れてひとりぼっちです
- 6 古い名をもつ美しい大地に いま白い番号がつけられる
- 7 何が起きているか 私たちに何が起こっているのか しかと見届けよう
- 8 私の心は河のよう 夜通しうなりを上げている
- 9 私たちの願いは天に昇り あなたのもとに届くのでしょうか
- 10 血の海のなかで私はみる 十字架にかけられたあなたを
- 11 魂が揺らぐとき 私はいつでも祈るのです
- 12 神よ なぜあなたは 私たちを忘れ給うたのか
- 13 道をお教え下さい 自由への道を
- 14 道はイバラに満ちています 私はひざまずき 祈ります
- 15 神よ あなたが現れるまで 何度陽が昇り沈めばいいのか
- 16 道はどこにあるのか それは私たちが歩く所にできる
- 17 私たちは何も持たず無一文です 神よあなたに従います
- 18 神よ 耐える力を与え給え まっすぐ立つ強さを
- 19 神は私の屍を緑の野に横たえ 魂を甦らせるだろう
- 20 大丈夫だ まだ我々には時間がある
- 21 戸を叩け 戸が開き いま道がひらける
- エピローグ
製品情報
製品名 | アフリカの蹄 |
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著者名 | 著:帚木 蓬生 |
発売日 | 1997年07月14日 |
価格 | 定価:836円(本体760円) |
ISBN | 978-4-06-263587-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 426ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1992年3月に小社より刊行。 |