内容紹介
争いは世の常、人の常。江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。ある日、若者が恵比寿屋を訪れ、兄が知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。喜兵衛は怪しい臭いを感じとる。事件の真相は如何に? 江戸の街に生きる市井の人々を、愛情込めて描く長編時代小説。第110回直木賞受賞作。(講談社文庫)
争いは世の常、人の常。
江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。
ある日、若者が恵比寿屋を訪れ、兄が知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。
喜兵衛は怪しい臭いを感じとる。事件の真相は如何に?
江戸の街に生きる市井の人々を、愛情込めて描く長編時代小説。
第110回直木賞受賞作。
目次
- 第一章 旅人宿
- 第二章 初音の馬場
- 第三章 見送る女
- 第四章 猫背の刺客
- 第五章 囲い込み
- 第六章 白州留
- 第七章 寺男
- 第八章 川突き
- 第九章 迷い蛍
- 第十章 六十六部
製品情報
製品名 | 恵比寿屋喜兵衛手控え |
---|---|
著者名 | 著:佐藤 雅美 |
発売日 | 1996年09月12日 |
価格 | 定価 : 本体648円(税別) |
ISBN | 978-4-06-263340-6 |
判型 | A6 |
ページ数 | 408ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ’93年10月に講談社から刊行。 |