内容紹介
切断された男女が合成され、両性具有者となって甦る。窓の外には荒涼たる世界の終焉の光景が広がっているばかりだ。『占星術殺人事件』を愛読する青年が書き残した戦慄の日記が示すものは何か。醜悪な現実世界に奇想と驚天動地のトリックの矢を放つ。ミステリーの新たな飛翔を決定づけた傑作。
切断した男女が合成され両性具有者となって蘇る。窓の外には荒涼たる世界の終焉の光景が広がっているばかりだ。『占星術殺人事件』を愛読する青年が書きのこした戦慄の日記がさし示すものは何か。醜悪な現実世界に奇想の作者が驚天動地のトリックの矢を放つ。ミステリの新たな飛翔を決定づけた傑作。
製品情報
製品名 | 眩暈 |
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著者名 | 著:島田 荘司 |
発売日 | 1995年10月04日 |
価格 | 定価 : 本体1,000円(税別) |
ISBN | 978-4-06-263079-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 708ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | ’92年9月、小社ノベルスとして刊行。 |