「違う」ということはすてきだ。
ひとはだれでも、それぞれの「わたし」や「ぼく」を生きている。そして、ひとはそれぞれ違う。違う、ということはすてきだ。違うから出会いがたのしいし、学びあうこともたくさんあるってこと。違いを丸ごと受けとめあえたとき、わたしたちはやわらかくつながることができる。そのことを「友だちになる」とか「平和」と呼ぶのだと思う。ほら、この絵本の中の、こねことこねずみがあなたを呼んでいる。「こっちにおいでよ、いっしょにあそぼうよ」と。――落合恵子
●この絵本は、日本国際児童図書評議会(JBBY)・日本ユニセフ協会の「ハロー・ディア・エネミー!」平和と寛容をテーマとする絵本展に出品されています。
●よみきかせ:3さいから
●ひとりよみ:小学校低学年から
+ もっとみる