水玉もようのかさをおいかけているうちに、リナは、ふしぎな町へやってきた。森の深い緑の中に、赤やクリーム色の家が6けん。石だたみの道は、雨がふったようにぬれている。ここが、リナのさがしていた、霧の谷の気ちがい通りだった。