前立腺がんは治療の選択肢が非常に多い。「ゆっくり進行する」といわれるため「進行が遅いから治療は不要」という説も聞かれる一方、PSA 検査の普及により早い段階から異変をキャッチできるようになり、その後の対応に悩む人も増えている。本書では、がんの特徴や診断の確定から各治療法の特徴、治療による日常生活への影響などを図解でわかりやすく紹介する。正しい知識で自分に合った治療を選択できる一冊。
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【すぐに治療を始める? 変化を見守る?】
現在、日本人男性がいちばんかかりやすいがん――それが、ほかでもない前立腺がんです。
「ゆっくり進行する」といわれるため、「検診など受けないほうがいい」「見つかっても治療は不要」などという説も聞かれます。一方で、年間1万人を超える男性が前立腺がんで命を落としているという現実もあります。
PSA 検査の普及とともに、ごく早い段階から異変をキャッチできるようになり、その後の対応に悩む人も増えています。
前立腺がんは、治療の選択肢が非常に多いがんでもあります。迷いを解消するには、まず現状を知ること、さらにご自身が「大切にしたいことはなにか」をしっかり考えてみることが必要です。
「根治を目指す方法」も「上手につきあう方法」も、それぞれに進化を続けています。本書では、図解で前立腺がんの特徴や診断の確定から各治療法の特徴、治療による日常生活への影響などをわかりやすく紹介します。正しい知識で自分に合った治療を選択できる一冊です。
【本書の内容構成】
第1章 PSA検査を受けて前立腺がんを見つけよう
第2章 「前立腺がんの疑いあり」といわれたら
第3章 自分にとってベストな治療法を選ぼう
第4章 前立腺がん治療の実際
第5章 治療中・治療後もいきいき過ごすために
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