内容紹介
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目次
- ケース紹介/非行化していった子どもたち
- 《第1章 困った行動には意味がある》
- 困った行動をするのは困っている子ども/ 「行為障害」は「非行」の医学的な診断名
- 【視点を変える】1/反抗的で攻撃的な言動が目立つ場合 2/ものを盗んだり平気でウソをついたりする 3/学校をさぼり派手な格好で遊びまわる 4/性的な逸脱、残忍なものへの興味が強い
- 《第2章 行為障害の背景にあるもの》
- 子どもの特性と育つ環境が影響しあう
- 【行為障害のプロセス】1/「うまくいかない自分」という自己イメージがある 2/「モード切り替えの失敗」が軋轢を生む 3/見捨てられても大丈夫な自分を演出する
- 【育ちのニーズ】1/子どもは段階をふみながら自立していく 2/思春期は問題をかかえやすい時期
- 【子どもの特性】対応をむずかしくする発達のでこぼこ
- 【育つ環境】1/保護者がゆとりをもてず孤立している 2/子どもがかかえる問題に気づけない大人
- 《第3章 発達障害と行為障害の関係》
- 行為障害の根底に発達障害があることも/ 行為障害と発達障害の症状がまざっている
- 【発達障害がある場合】1/早く気づけばそれだけ手当もしやすい 2/子どもの特性に合わせて対応していく 3/保護者と学校、専門機関が連携して支える
- 《第4章 適切な支援の進め方》
- 問題行動だけに注目せず広い視野をもつ/ 学校は社会で生きる力をつける最適な場所
- 【支援のしかた】1/個性に添ったやり方で意欲を引き出す 2/家庭や学校で約束を守る練習をする 3/目の前で起きる観察可能な行動を対象に 4/「ダメ!」と言う前にほめるチャンスをいかす 5/すぐに実行可能な提示・課題を出す 6/基本的な社会的スキルを磨く 7/注意・叱責は事前通告のうえで 8/禁をおかしたときは直後の対応が重要
- 【子どもとの対話】1/自己理解を促しやる気を高める 2/肯定的なやり取りで自己イメージの改善を 3/子どもの「こだわり」にはこだわりすぎない
- 【保護者と学校の連携】責めあうより子どもとの関係づくりを
- 《第5章 立ち直りを支える》
- 非行化した子どもは「育て直し」が必要
- 【犯罪をおかしたら】
- 【保護者への支援】
製品情報
製品名 | 行為障害と非行のことがわかる本 |
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著者名 | 監:小栗 正幸 |
発売日 | 2011年07月21日 |
価格 | 定価:1,650円(本体1,500円) |
ISBN | 978-4-06-259756-2 |
判型 | B20取 |
ページ数 | 102ページ |
シリーズ | 健康ライブラリーイラスト版 |