ミュージシャンと深層心理学者。2つの領域を橋渡ししてきた編著者がライフワークとして取り組んだ音楽とこころの不思議な関係。楽しくて、ちょっとせつなくて、懐かしいこころにまつわる35の物語。
あなたにとっての「癒され曲」ベスト1は何ですか?
たった1つの曲が日々をうるおし、人生までも変えるのはなぜなのだろうか?
九州大学人間環境学研究院北山研究室で行われたミュージック・デザイン・プロジェクト。こころの専門家たちに、これまでの人生で癒された曲を選んでもらい、ヒーリング・ミュージックの傾向を探った。本書は、その中から35人にそれぞれの曲にまつわる思い出を書いてもらうことで、音楽がこころに与える影響を解き明かそうとしたものである。
<登場する曲>
ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ/スタンド・バイ・ミー/ジャンゴ/ブラームスの交響曲第4番/イパネマの娘/海原越えて/島歌/ワンモア・タイム、ワンモア・チャンス/ショパンのノクターン/贈る言葉/無伴奏チェロ組曲/モーツァルトのレクイエム/22才の別れ/愛のあいさつ/タイム・トゥ・セイ・グッバイ/真夜中のギター/浜辺の歌/カノン/素敵な夢を叶えましょう/ブラームスの子守歌/鳥の歌/ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/ヘイ・ジュード/青春日記/ティアーズ・イン・ヘブン/赤とんぼ/希望/ムーン・リヴァー/エリーゼのために/東京だョおっ母さん/上を向いて歩こう/ロベルト・シューマンの癒しの3曲/春よ、こい/雅楽(越天楽)/ユア・ソング
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