内容紹介
謎めいた存在ゆえに、陰謀論の格好の対象となるフリーメイスン。秘密に包まれたイニシエーションの実態とは? 「自由、平等、兄弟愛」などキリスト教ルーツの価値観を政治から切り離し、「普遍価値」として復権させることが彼らの使命である。アメリカ独立戦争、フランス革命から『シャルリー・エブド』事件まで、フリーメイスンの誕生と変容を辿りながら、西洋近代をもうひとつの視点からとらえなおす。(講談社選書メチエ)
謎めいた存在ゆえに、陰謀論の格好の対象となるフリーメイスン。
秘密に包まれたイニシエーションの実態とは?
「自由、平等、兄弟愛」などキリスト教ルーツの価値観を政治から切り離し、
「普遍価値」として復権させることが彼らの使命である。
アメリカ独立戦争、フランス革命から『シャルリー・エブド』事件まで、フリーメイスンの誕生と変容を辿りながら、西洋近代をもうひとつの視点からとらえなおす。
目次
- 序章 フリーメイスンからみた西洋近代史
- 第一章 イニシエーション――フリーメイスンとカトリックのあいだ
- 第二章 近代フリーメイスンの成立
- 第三章 フリーメイスンと宗教
- 第四章 アンチ・フリーメイスン
- 第五章 政教分離(ライシテ)とフリーメイスン
- 終章 新しいフリーメイスンの可能性
製品情報
製品名 | フリーメイスン もうひとつの近代史 |
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著者名 | 著:竹下 節子 |
発売日 | 2015年06月11日 |
価格 | 定価 : 本体1,650円(税別) |
ISBN | 978-4-06-258604-7 |
通巻番号 | 601 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 256ページ |
シリーズ | 講談社選書メチエ |