漁民の世界 「海洋性」で見る日本

講談社選書メチエ
ギョミンノセカイカイヨウセイデミルニホン
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漁民の世界 「海洋性」で見る日本
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内容紹介

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目次

序章──「海洋性」を抱く「山島」
第一章  海洋性とは何か
1 海と日本文化
2 海洋性のボーリング──渋沢敬三と海
3 土の因縁──柳田国男と海
4 海と酒と旅と人生──桜田勝徳と海
第二章  地先沿岸漁村という世界
1 寄り魚漁に支えられた村の生活
2 半農半漁の農業
3 陸上の責任者と海上の責任者
4 地先沿岸に入り込んでくる人たち
第三章  海を求めた日本人
1 稲の祭りも海を求める
2 ハレの魚はなぜ特定の魚でなければならないか
第四章  地先沿岸漁村の交流のかたち
1 ハエツキとキタリド──寄り魚漁衰退の後に
2 屋久島とヨロンノ衆
3 隠岐と糸満漁民
4 伊豆半島下田港のイサバとトサカツ衆
5 対馬の本戸と寄留
第五章  出漁漁民の移住集落という世界
1 ロープ引き漁の一日・一ヵ月・一年
2 移住漁業の専一性
3 移動をはらんだ定住の論理
終章──日本文化の基層としての「海洋性」

あとがき
索引

製品情報

製品名 漁民の世界 「海洋性」で見る日本
著者名 著:野地 恒有
発売日 2008年05月10日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258412-8
通巻番号 412
判型 四六
ページ数 220ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:野地 恒有(ノジ ツネアリ)

1955年まれ。愛知教育大学教育学部教授。筑波大学第一学群人文学類卒業、同大学院博士課程歴史・人類学研究科中退。
著書に、『移住漁民の民俗的研究』などがある。

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