聖徳太子の歴史学 記憶と創造の一四〇〇年

講談社選書メチエ
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聖徳太子の歴史学 記憶と創造の一四〇〇年
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内容紹介

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目次

  • 序章 「聖徳太子」か「厩戸皇子」か
  • 第一章 「聖徳太子」の原像
  • 1 『日本書紀』のなかの「皇太子」
  • 2 多くの名をもつ「皇太子」
  • 3 聖は聖を知る
  • 4 日本国の尸解仙
  • 第二章 「聖」はめぐる
  • 1 「聖徳」は、やはり「聖」
  • 2 「上宮太子」と申す聖
  • 3 生けるが如し
  • 第三章 攻撃される「聖徳太子」
  • 1 「上宮太子」の愚
  • 2 林羅山、「春秋の法」を説く
  • 3 檄を飛ばす荻生徂徠
  • 4 タブーに挑む片山蟠桃
  • 5 「笑語」する平田篤胤
  • 第四章 法隆寺の「聖徳太子」
  • 1 奈良博覧会
  • 2 七種の宝物
  • 3 梵網経に随喜の涙
  • 4 聖霊奉還と宝物献納
  • 5 宝物献納その後
  • 第五章 「古美術」調査から生まれた「聖徳太子」
  • 1 美術取調
  • 2 仏教のコンスタンティヌス大帝
  • 3 不世出の英傑厩戸皇子
  • 4 近代の「聖者」
  • 第六章 子どもたちの「聖徳太子」
  • 1 天皇の年代記
  • 2 小さな「聖徳太子」伝の出現
  • 3 小さな「聖徳太子」伝の完成
  • 4 「国民の覚悟」を担う
  • 5 ゆるんだ政治の立て直し
  • 終章 「聖徳太子」とは何か
  • 参考文献
  • あとがき
  • 主要人名・書名索引

製品情報

製品名 聖徳太子の歴史学 記憶と創造の一四〇〇年
著者名 著:新川 登亀男
発売日 2007年02月10日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-258382-4
通巻番号 382
判型 四六
ページ数 244ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:新川 登亀男(シンカワ トキオ)

1947年、広島市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程退学。早稲田大学文学学術院教授。専攻は日本古代史。主な著書に『上官聖徳太子伝補闕記の研究』『日本古代の対外交渉と仏教』(ともに吉川弘文館)、『漢字文化の成り立ちと展開』(山川出版社)などがある。